最近健康食品としても話題のミドリムシ・ユーグレナ。
大量培養に成功したことで、商品化が実現しました。
でも、この大量培養ってすごいことなのでしょうか?
なんとな~く、簡単に培養できそうな気がするのですが。。
今回は、「
ミドリムシの大量培養の凄さ・健康への期待」をお伝えします。
ミドリムシ研究のれきし
実はこのミドリムシが秘める有用性は古くから注目されていたそうです。
最初に注目したのは、かの有名なNASA!
理由は、宇宙船の閉環境下であっても二酸化炭素を処理し、酸素確保などに期待が持てたからです。
う~ん、確かにNASAが注目したのも頷けますね!
でも、人間が呼吸する酸素ってなったら
相当な量のミドリムシが必要になるはずです。
その後、たくさんの研究者が大量培養に挑戦したそうです。
しかし、誰も大量培養に成功することができませんでした。
なぜ大量培養が困難を極めたか?
生物学科に所属していた筆者は、沢山のボルボックスを培養していましたw
確かにちょっとデリケートで世話の焼ける子達だったのですが。。w
それでも、それほど難しいという印象はありませんでしたね。
では、ミドリムシはなぜ??
それはミドリムシが優秀だったからです。
「沢山の栄養を持つ生物」として、つねに食べられる存在だったからです。
つまり、大量培養するためには「ミドリムシだけしか生きれない環境」
を作る必要があったのです。
それに成功したのが、我らが日本の企業「ユーグレナ」なのです!
沢山の秘められた可能性
こうして、私たちの元にも届けられるようになったミドリムシ。
沢山の可能性を秘めているのです!
①バイオ燃料としての期待!
現在バイオ燃料としての研究がおこなわれています。
大量培養によって、実現が期待されています。
②環境問題への貢献!
二酸化炭素を処理する能力を持つため、
地球温暖化への貢献などが期待されています。
③食糧問題解決
現在、世界の9人に1人は十分な食料を得られていないといいます。
ユーグレナは、そんな人々の救世主となりうるのです。
食用としてとても優秀
食用として、沢山のメリットがあります。
①優秀なの栄養素!
なんといっても、野菜と肉の栄養素を両方補える点です!
ミドリムシは、野菜と動物の両方の特徴を持っているため、
野菜のβカロテンや魚の持つEPA・ミネラルなどを同時に摂取できるのです。
その
栄養素はなんと
59種類!
これが食用として注目されている点です。
②高い吸収率
吸収率なんと90%以上!
なぜかというと、植物が持つ細胞壁をもたないため、
分解されやすく、吸収がされやすいのです。
どうですか?
ミドリムシの凄さがわかっていただけたと思います!
まさに、「ミドリムシが世界を救う!」です。
(※注 これはユーグレナ創始者の言葉であり、私のオリジナルではありません。)
皆さんも、ぜひ試してみてください(^^♪
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2014-10-14 10:53
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